2024年11月22日に開催しましたニコラ・ワインセミナーのテーマは
 『今年のボージョレヌーヴォーを楽しむ』
ボージョレ ヌーヴォー解禁日翌日の開催となった今回のニコラワインセミナー。
 ボージョレをメインにした7種のワインとコース料理を頂きました。
 いつもは泡で乾杯しますが今回はヌーヴォー解禁と言う事で 皆様の1年間の健康を願いボージョレ ヌーヴォーでの乾杯でスタートしました。
毎年11月第3木曜に解禁される新酒、ボージョレ ヌーヴォーで知られる、 仏•ブルゴーニュ地方にあるボージョレ地区はパリから南へ車で50分の場所です。
 ぶどう畑1ha当たりの生産量はボルドーの半分程度とさほど多くはありません。
 フランスては、各地でさまざまなワインが作られていますが、 新酒で味わえるのは、このボジョレヌーヴォーだけです。
 ボージョレヌーヴォーは単なる新酒というだけでなく、 そもそも作り方が普通のワインと違います。
 通常ワイン作りは、ブドウの収穫から顔造、熟成までを含めて、 最低18ヶ月はかかりますが、このボジョレー地区では、9月に収穫して 11月に味わえる、たった2ヶ月で飲めるタイプの早飲み用(ヌーヴォー)の ワインを生産しています。
 なお、ボージョレヌーヴォーは赤かロゼ。
 ボージョレワインのブドウの品種は 赤はガメイ、白はシャルドネですが、白の生産量は全体の1%とわずかです。
今回皆様と共有しましたワイン
 
 【泡】
 ①クレマン ド ブルゴーニュ カーヴ ド リュニー サンシャルニー No56
 白泡辛口/仏ブルゴーニュ
【赤 ボージョレヌーヴォ】
 ②ニコラセレクション ボージョレヌーヴォー
 辛口/仏ポージョレ
 ヌーヴォー=新酒らしいフレッシュで華やかな香りがしっかりと味わえる
 果実味が魅力です。ニコラが醸造指揮を取ったオリジナル銘柄です。
③キュヴェナチュール ボージョレ ヌーヴォー2024
 辛口/仏ボージョレ
 醸造元の社長自ら収穫指揮をとる自信作。
 石灰質に富んだ恵まれた土壌の畑からフレッシュでミネラルに富んだ
 ヌーヴォー=新酒の理想を目指す味わいです。
④ニコラセレクションボージョレ ヴィラージュヌーヴォー2024
 辛口/仏ボージョレ
 新酒のフレッシュさに格付けならではのエレガントで優美な味わい
 上質感が漂います。
⑤サンジュリアンボージョレヴィラージュヌーヴォー2024
 辛口/仏ボージョレ
 醸造元の社長自慢の格付畑から石灰質に富み上質な完熟した葡萄を使用。
 ヌーヴォー=新酒は、エレガントで優美な上質感溢れる味わいで
 毎年一番人気の銘柄です。
 
 ⑥シークレットヌーヴォー ???
 シュードル家に寝かせていた経年のボージョレヌーヴォーを特別に開栓。
 今回は趣向を凝らして、会場の皆様に何年産かを飲み当てて頂きました。
 正解は「2021年産」の4年もの。5年以上だと思った方も多く、
 ボージョレーヌーヴォは熟成しないという定説を覆す外観と味、香りです。
【赤】
 ⑦ バラック・ド・ラ・ペリエールシルーブル
 辛口/仏ボージョレ シルーブル
 
コース料理メニューのご紹介
 
 赤ワインが続く今回、ワイン疲れしないようアクセントを工夫したお肉料理を合わせました。
◎トピナンブールのクリーム生姜オイル
 ◎帆立貝柱の燻製と秋王のマリネ
 ◎鴨のコンフィと安納芋のテリーヌ
 ◎豚ほほ肉とキノコの赤ワイン煮込み
 ◎ラフランスのコンポート ボルト酒のアイス/コーヒー